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離婚:離婚時の財産分与 - 借地権割合について

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離婚:離婚時の財産分与 - 借地権割合について

投稿者: Satomi Kubo 投稿日:2016, January 19

Q: 現在父名義の土地に家を建てました。離婚するにおいて、妻は父名義の土地も借地権割合50%として財産分与の対象に含めると書面で通知してきました。土地は現在も父の所有となり固定資産税も父が支払っています。その土地に建てさせてもらった状態です。財産は夫婦共有と理解していますが、今回のように父名義の土地に建てた場合、その土地まで分与するという事例があるのでしょうか?

A: 財産分与に関しては、名義がどちらであれ、婚姻中に形成された財産は 財産分与の対象になり、いずれかが芸能人やスポーツ選手等本人の特別な資質におけるお仕事をされている場合を除き折半が原則です。ただしその場合でも、婚姻前の財産や相続財産は、固有の財産として財産分与の対象から除かれます。今回のケースですと、土地はお父様の固有の財産ですから分与の対象とは言えません。

借地権割合をどういう意味で使っているかですが、借地権割合とは、借地権の評価額を出す時に使う言葉です。 相続の時に相続税の問題で出てきます。恐らく奥様側は借地権と言うものを2つに分けると言う意味で使っているのでしょうが、その場合お父様に対して有償の借地権契約がされているかどうかです。 毎月賃料を支払っておらずお父様のご好意から無償で借りているのだと仮定します。そうなるとそれは借地権(賃貸借)ではなく「使用貸借」で、分与の対象とはならないでしょう。またお父様には奥様に貸した意思はないでしょう。賃借権の部分で争うのであれば、家庭裁判所の離婚調停を利用された方が良いでしょう。 

〜 法律の専門家 Supertonton によって回答。

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