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なぜ予防接種?大人も受けるべき?

なぜ予防接種?大人も受けるべき?

投稿者: Sanae Kobayashi 投稿日:2016, September 19

夏が終われば予防接種

夏も終わり、すっかり秋めいてきました。早いとそろそろインフルエンザの予防接種を受ける方もいるのではないでしょうか。先日は麻疹(はしか)が思わぬところから広がり、慌てて抗体の検査を受けたり、予防接種を受けたりする様子がニュースでも報じられました。

予防接種について賛否両論ありますが、そもそも予防接種とは何なのでしょうか。

 

法律で定められています

予防接種については、実は「予防接種法」という法律が存在します。この法律で予防接種を受けるべき病気について、実施方法、健康被害に対しての救済措置などが定められています。

こちらの法律では、予防接種は接種目的により「A類疾病」と「B類疾病」と2つに分類されています。A類疾病に対する予防接種は、いわゆる「定期接種」と呼ばれるものです。

【A類疾病】 目的:疾患の発生及び集団でのまん延を予防 →ジフテリア、百日咳、ポリオ(急性灰白髄炎)、麻疹、風疹、日本脳炎、破傷風、結核、Hib感染症、肺炎球菌感染症(小児を対象とする)、ヒトパピローマウイルス感染症

※現在、子宮頸がん予防ワクチン接種に対して、積極的な勧奨は行っておりません。 

【B類疾病】 目的:個人の発病及びその重症化を予防し、併せてその集団でのまん延を予防 →インフルエンザ(高齢者を対象とする)、肺炎球菌感染症(高齢者を対象とする)

この他にも、おたふくかぜ、水痘、B型肝炎、季節性インフルエンザ(高齢者以外を対象とする)、ロタウイルスによる感染性胃腸炎などの疾病も予防接種を受けることが推奨されており、これらの予防接種は「任意接種」と呼ばれています。

 

日々変化しています

予防接種法で定められている疾病は、まだ体力的にも弱い乳幼児が感染すると重症になりやすいため、生後数か月で予防接種を受け始めるものが多くあります。ワクチンの開発は日々進んでいますので、接種内容や接種時期については定期的に更新されます。複数お子さんがいる家庭では、上のお子さんと下のお子さんとで予防接種の内容が違う、と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、ご自分が子供の頃に受けた予防接種と、今の子供たちの受ける予防接種では、随分と種類が変わっています。国立感染症研究所が予防接種スケジュールというのを随時更新しており、それに基づいて該当年齢の方に通知が届くようになっています。

 

注意したいこと

全ての病気に対して予防接種があるというわけではありません。また、予防接種を受けたからといって、その病気を完全に防ぐというわけでもありません。ただし、予防接種を受けることにより、その病気にかかっても重症化しなくて済む、あるいは深刻な後遺症を防ぐという役割があります。

 

予防接種に関して不安なことなどありましたら、JustAnswerの医師に相談しましょう。