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タバコの健康被害、本当にわかってる?

The Health Risks of Smoking  - The Basics You Need to Know

タバコの健康被害、本当にわかってる?

投稿者: Sanae Kobayashi 投稿日:2017, January 11

タバコが健康を損なうことは広く知られていますが、果たして具体的にどのような影響があるのかご存じでしょうか。

タバコの影響

タバコの葉にはニコチンという有害物質が含まれます。また、タバコに火をつけて燃やすことで、ダイオキシンやタールといった有害物質が発生します。それ以外にも、タバコには多くの発がん性物質が含まれます。喫煙に関連した病気は、ほぼ全身に関係してきます。肺がんをはじめとした各種がん、狭心症などの循環器疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、肺気腫などの呼吸器疾患から、ニコチン依存症として精神障害まで広く影響が及びます。また、妊娠している女性が喫煙すると、胎児の成長を妨げたり、流産に繫がりやすくなったります。タバコは小さい子供にも影響します。親など身近な大人が喫煙していた場合、子供の知能指数が低下したり、喘息罹患率が2~3倍になったりすると言われています。

電子タバコって?

ところで、最近普及してきている電子タバコですが、健康面で通常の紙巻きタバコと比べるとどうなのでしょうか。大手タバコ会社のフィリップ・モリス社やJT(日本たばこ産業)は、それぞれiQOS(アイコス)とPloom TECH(プルーム)という電子タバコを販売しています。

電子タバコの影響

電子タバコは火を使わない代わりに、充電して使用します。タバコの葉あるいはその成分を詰めたものを加熱して、気体にしたものを吸入します。電子タバコにもニコチンは含まれますが、葉を燃焼することで発生するタールは含まれません。電子タバコは通常のタバコよりも健康被害が少ないとも言われていますが、まだデータが不足しているため、はっきりとしたことは分かりません。また、電子タバコでもニコチンを摂取することには変わりないので、禁煙にはなりませんし、通常のタバコと同じように肺がんやその他の疾患を引き起こす可能性があるとパッケージに明記されています。また、通常のタバコよりも量は減りますが副流煙も存在します。副流煙の危険性や未成年者が吸ってはいけないということに関しては、電子タバコも通常のタバコと変わりません。

電子タバコの注意点

先にも述べましたが、電子タバコにもニコチンや各種発がん性物質は含まれますので、禁煙補助とはなりません。また、使用している人の呼気や副流煙にはそれらの有害物質が含まれますが、通常のタバコと違い、煙として目に見えにくいので、受動喫煙を避けるのが難しくなります。子供の近くで使用するのは避けた方が賢明です。電子タバコもタバコには変わりありません。どこでも使用できるというものではなく、通常のタバコのように、公共交通機関などでは使用が認められていませんので注意して下さい。

通常のタバコも電子タバコも健康を損なうことには変わりないようです。その点を踏まえて、マナーを守って喫煙なさって下さい。